報告内容
「運動広場への要望と市の対応につて」
2項目目として、「運動広場への要望と市の対応について」伺います。
運動広場は単に地域住民の運動の場としてだけではなく、様々な使われ方をしています。また、身近な施設のため、様々な要望が出されます。私も自治会長の経験がありますが、私の自治会長時代にも、地元の運動広場について、様々な要望がありました。因みに、地元吉野・梅郷地区の自治会からは、今年度4月からだけでも、トイレの水が出ない
・給水タンクに水が溜まらない・フェンスに捲れている部分がある・車止めに砂が詰まって支柱が抜けない等5件の要望が出ています。
・地元のみならず運動広場については、市内各所で様々な要望が出ていると思い、担当課に資料を請求したところ、今年度4月以降10月24日までの約7か月間に51件の要望が出ていることが判明しました。要望事項は多種多様でありますが、市としては概ね迅速に対応しているとの印象を持ちました。が、運動広場の有り様は、地域活動・自治会活動に大きな影響を及ぼすため、市としての対応について伺う必要があると思い取り上げ質問いたします。
(1回目)
まず、運動広場全般について伺います。
(1)まず、運動広場は市内に何か所あるのか?伺います。
(2)設置の基準について、隣の運動広場から確か500メートル以上離れていないと認めない等の決まりがあったと思いますが、運動設置基準を示して頂きたい。
(3)個人から借りて、運動広場としている土地も多いと思いますが、運動広場の内、個人等の所有土地と、市の所有のもの等の件数を示されたい。
(4)市は今年度運動広場の借り上げ料として、42百万円余を計上していますが、その土地借り上げ料はどのように算定されているのか?かつて予算委員会でもかなり
(6)管理の形態について、伺います。管理については、自治会管理が多いと思いますが、他にも管理している団体があるのか?管理はどのような状況なのか?また、自治会員が減少する中、管理上の問題は生じていないのか?お示しください。
(2回目)
1.答弁頂きました。管理については、当該地域内の自治会等公共的な団体に委託すると いうことです。但し、ここでも自治会員の高齢化等、自治会の問題が生じているとの ことで、この点については、後ほど伺います。
2.運動広場に関する要望等は、今年度10月27日まで、既に51件に上ると述べました。作成して頂いた一覧表によりますと、内容は極めて多種多様ですが、主なものは、①断水・水漏れ等水道に関するするもの、②トイレのドアが破損した、水が流れない等、トイレに関するもの、③ボールを使うこと等による、ネット・フェンスの破損、④砂のグランドのため生じる、砂利による様々な障害、草木が伸びることによる、除草・選定、⑤看板の汚損、犬のふん等々、本当に様々です。ただ、処理実績を見ますと、51件中28件は処理済みで、22件が対応中、来年度予算化して処理するとしたものは1件のみとなっています。この1件は大きくなった木の枝を切って欲しいいというもので、低いところは自治会で剪定していたが、高い枝は手に負えず、市に対応を要望したものと思われます。因みに、6月30日までに出された要望30件については、19件、約3分の2が10月24日までに処理済みとなっています。大規模な修繕等大きな予算を要するもの以外、当初予算で賄えているものと推測しますが、自治会等要望した団体は1日でも早い対応を望むもので、対応方針の丁寧な説明と、迅速な対応が求められます。
(2回目質問です)
(1)運動広場に関し要望があった際の、対応についての流れについてお示しください。
(2)市で処理できるものと業者へ委託するものとの基準はあるのか?
(3)今年度、処理済みの19件の内、市職員が処理したものと、業者委託したものとの件数内訳、及び1件当たりの委託処理金額をお示しください。
(4)要望件数に関し地域により大きな差が生じています。支会単位ですが14件の要望の出ている地域もあれば、ゼロの地域もあります。市としては、この要因をどのように捉えているのかお示しください。
(5)今年度、運動広場に関する当初予算は、先ほどの土地借上料42百万円を含む53百万円余となっています。残り11百万円の内で大きいのは、施設管理委託料、6百万円、これは自治会等管理して頂いている先への支払かと思われますが、確認します。そして、光熱水費が260万円余、修繕料が198万円余となっていますが、電気料等が値上がりする中で、光熱水費は足りるのか?また、これだけ多くの要望が出て来る中、この修繕料で地域の要望にどう対応していくのか?そして、これをどのように支出していく方針なのかお聞きします。
(3回目)
1.予算執行等について、答弁いただきました。修繕料については、確かにどの程度発生するか予測しずらいと部分が多いと思います。それゆえ、予算に狂いを生じさせないよう、常日頃から、運動広場状況は、よく掴んでおいていただきたいと思います。要望件数の差については、設置状況の差によることと理解しましたが、運動広場の少ない地域の住民は、これにどのように対応しているのか伺います。
2.ある程度の金額となり、予算措置措置が必要なものについての、優先順位について伺います。
3.運動広場はスポーツ推進、地域活動の活性化に欠かせない施設であります。維持管理の充実と、要望に対する処理方針のより丁寧な説明が必要で、また、より迅速な対応が求められると思いますが、どのような方針で対応していくのかお示しください。
(4回目)
運動広場はスポーツ推進・市民の健康増進のためだけではなく、地域活動の拠点でもあります。また、災害時の避難場所としても活用が期待されます。私の地元では、毎年の防災訓練を運動広場で実施しています。このような、地域コミュニティにとって重要な施設でありますが、管理の殆どは地域の自治会等が担っています。しかしながら、ここでも自治会員の減少・高齢化の問題が生じています。市は、施設管理料として年間600万円を自治会等管理者に支出していますが、市が直接管理するとしたら、このような金額で賄えるとはとても思えません。また、目には見えないところで、地域のボランティア的な、活動が運動広場の管理に貢献しており、このような活動が運動広場を支えています。このように運動広場は、地域住民にとってなくてはならない存在・施設でありますが、一方、コロナの影響もあり、地域の活動は停滞しています。自治会の活動は典型であります。管理の問題のみならず、運動広場の有り様は、市としての大きな課題の一つと考えます。運動広場の有り様を市として真剣に考えて行く必要があると考えます。質問です。市としては、今後運動広場の有り様をどのように位置づけて行く方針なのか?これを最後に伺って質問とします。
最初の質問へ戻る・・・
詳細はこちら