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梅の香る吉野梅郷再生のために!! Supporters' associatio

議会の活動報告Congress report

報告内容

私の質問 (2回目)
1,学校休業による授業時間の不足等は、様々な努力によってカバーし、影響を最小限に抑え込んだと受け取りました。 さて、
2、感染力の強いデルタ株がまん延しています。以前の株は子供はかかりにくいとされていましたが、児童・生徒でも感染者が増えています。学校における感染防止対策の一段の強化が求められると思いますが、学校での感染防止対策について伺います。
(1)デルタ株の拡大・まん延で、感染対策は新たな段階に入ったと考えますが、このような状況をどう捉え、校内での感染対策の基本をどのように考え、感染対策を実施していますか?
(2)クラスターについては現時点で発生していないという答弁でした。しかし、ルタ株は従来の株よりはるかに感染力が強いとされています。クラスターを発生させないために、何らかの施策を講じて いますか?
(3)感染防止のため、学校のトイレの蛇口を改善しました。今、施設・設備等で感染拡大防止のため、改善すべきと考えているものがあれば、お示しください。
(4)前回の質問で、飛沫の発散が懸念される教科、具体的には、英語教育の場などでは、適切にマスクをつけることを前提として、会話の回数を減らしたり、話す方向の向きを変えるなどの指導を行っ ているとのことでしたが、引き続きこのような対応を取っているのかどうか?また、音楽・体育など、発声や接触で、感染リスクが高い授業における感染防止対策はどうしているか伺います。また、 これらの授業において、マスク等感染拡大防止のための物品(グッズ)は十分なのかどうかについて伺います。
(5)授業中は感染防止を心がけても、休み時間等で、児童・生徒が密になることは避けられません。これに対し、どのような指導をしていますか?
(6)部活動等での感染拡大が報道されています。児童・生徒のクラブ活動・部活動については、基本的にどのような対応を取るのかお示しください。
(7)給食についてであります。給食時はマスクを外します。楽しいはずの食事の時間についても、感染対策を実施せざるを得ない訳ですが、どのように指導されているのかお示しください。
(8)このような状況下、授業への集中が、どうしてもおろそかになるのではないかと懸念します。授業への集中についてはどのように工夫していますか?
(9)家族内感染が拡大しています。親から子供への感染が言われて来ましたが、デルタ株の拡大で、学校で感染した子供から保護者等家族への感染拡大も心配されています。家庭内感染防止に向けて児 童・生徒にどのように、指導していますか?また、家庭との連携はどのようにに図っていますか伺います。
(10)家庭学習の重要性が一段と高まっていると思います。コロナ禍に於いて教育水準を維持し向上させるには、家庭学習の強化が必須と考えますが、どのように取り組んでいますか?伺います。
3,緊急事態宣言が継続しています。この状況下における
  学校行事への対応について伺います。まずは、行事実施に向けての基本的考え方?
  について、伺います。具体的には
  (1)修学旅行、日光移動教室等について
  (2)運動会、音楽会、文化祭等発表の場?について伺います。
  (3)授業参観、学校開放についてはどのようにするのか?
  (4)父母会、その他の会合等については
   どのように、対応するのか伺います。

4、学校休業の可能性について伺います。
様々な感染対策を取ったとしても、今後学校における感染の急拡大が懸念されます。そのような場合、学校単位での休校、クラス単位での学級閉鎖等を実施する局面が想定されますが、残念なことに9月2日、学年閉鎖を実施する学校が1校生じました。
(1)先般、国から休校あるいは学級閉鎖等を実施する際の基準が示されました。今後、休校等の決定をする場合は、この基準に沿ってな判断されるものと思いますが、改めて休校等についての市の基準をお示しください。
(2)昨年の学校休業については、一番の懸念が学力の遅れで、これを補うため、習熟度別の学習用プリントを用意して対応した等の答弁をいただきました。再度、休校等になる場合は、否応なく学びは家庭学習に頼るわけです。期間にもよりますが、改めて、休校等になった場合の家庭学習を含む学習の基本的な考え方をお示しください。
(3)今回生じた学年閉鎖では、生徒各自のタブレットを活用するとのことですが、オンライン教育が可能となっているのか伺います。

教育長答弁 (2回目)
 デルタ株のまん延を受けて、校内の感染対策の強化についてお答えします。8月に入り都内の感染者数の急増にともない、市内の児童・生徒の感染者数も増加しております。学校はその状況の中で2学期を迎えました。 8月24日の校長会では、現在の児童・生徒の感染状況を踏まえ、今まで以上に危機感を持って、感染対策を講じた上で、教育活動を進めるよう指導したところです。具体的には、引き続き、3蜜を回避すること、手洗い・うがいの励行を徹底して継続していくことに加え、今まで以上に家庭と連携を図り、体調がすぐれない場合などは、絶対に登校しないよう再度保護者にお願いすること、教職員間で感染対策を示した市のガイドラインや通知の内容の共通理解を図り、児童・生徒の指導に当たること、校内で感染者が発生した場合等は速やかに実態を把握し、教育委員会へ報告するとともに、今後の対応策を検討することの3点を指導したところです。
 次に、クラスターを発生させないための施策についてです。教室は、児童・生徒が限られた空間の中で学校生活を送る場所であり、感染が起きる可能性が高い場所のひとつであると認識しております。クラスターを発生させないためには、校内における基本的な感染対策に加え、家庭かラ学校に新型コロナウイルスを持ち込まないことが最重要であり、このことから、発熱咳、くしゃみが出ているなど、少しでも体調の悪い児童・生徒は登校させないよう学校から保護者に繰り返し連絡をしているところです。
 次に、感染防止のための、施設・設備等で改善すべき点です。新型コロナウイルスは飛沫感染が中心であることから、特に児童、生徒同士の接触が一番の課題です。現時点では、学校の施設・設備等を新たに改善することよりも、3蜜を避けるよう対応を継続するとともに、消毒に相当するような丁寧な清掃活動を行い引き続き、感染防止を進めてまいります。
 次に、飛沫感染が懸念される英語教育や音楽、体育の授業の実施方法について、また感染防止のための物品等についてです。 昨年度の9月議会の一般質問において、答弁させていただいたとおり、英語はコミュニケーションを通して身に着けていく強化であり、飛沫の発散が懸念される中、指導が困難な教科の一つであります。現在は緊急事態宣言中であることからも、電子黒板等を用い、友達同士が向き合わずに話す授業にする等、飛沫の発散に注意しながら授業を行っています。また、音楽の歌唱指導、楽器を吹く指導については、緊急事態宣言中は禁止しています。体育では、マスクをはずして行うことが多いことから、一人一人の
間隔を大きく取り、飛沫が届かないよう配慮する中で指導が行われています。感染防止の物品については、消毒液や予備のマスク等が考えられますが、教育委員会から随時補充し、大きな問題は生じていません。
 次に、休み時間における感染対策についてです。休み時間における懸念の一つは、校庭や体育館でボールを使って遊んだり、鬼ごっこで走ったりした、マスクを外して遊ぶ時です。学校では、マスクを外して遊ぶ時は、必ず友達との間隔をあけるとともに、校舎に戻る時は、すぐにマスクをして、そのうえで手を洗い、うがいを徹底するよう指導しています。
 次に、部活動、クラブ活動の感染対策についてです。運動部においては、マスクを外して活動を行います。このことから、十分に間隔を空けること、必要以上の会話をしない事等の対応を取っております。文化部の中でも、特に吹奏楽部は、楽器を吹き飛沫が飛散することから、可能な限り多くの教室を活用するとともに、生徒同士が向き合わないようにしています。
 次に、給食時の感染対策についてです。配膳中は、エチケットとして会話しないことの他に、喫食中はマスクを外すことから 黙食を基本とし、全員が同じ方向を向いて飛沫の飛散に注意しています。
 次に、コロナ禍における授業に集中させる手立てについてであります。コロナ禍だからと言って、特別に授業に集中手立てがあるわけではありませんが、今置かれて現状を教員と児童、生徒が理解しその中で学ぶ喜びを見出し、いずれ終息した時の学校生活を思い浮かべながら日々の学校生活を送っています。
 次に、家庭内感染の児童・生徒への指導及び家庭との連携についてです。家庭内感染については、保護者に注意してもらう内容であることから、その注意事項には、引き続き、3蜜を回避すること、手洗い・うがいの励行を徹底して継続していくついて、手紙や学校発信の連絡メール等で、保護者に情報提供しております。
 次に、コロナ禍における家庭学習の強化についてです。家庭学習は、本市における学力向上策の取組の一つであり、コロナのまん延下の中、今まで以上に家庭で児童・生徒自らが、学習に取り組む姿勢を身に付けることが重要になっています。毎年児童・生徒及び保護者あてに配布している「家庭学習のすすめ」では、学習用端末を一人一台貸与したことから、この端末を活用して学習に取り組めるよう工夫改善を図り、夏休み前に配布したところです。
 つぎに、学校行事の基本的考え方についてお答えします。始めに、修学旅行、移動教室等です。修学旅行や移動教室は、児童・生徒の心身の成長に欠くことができない教育活動であるとともに、ないよりも児童・生徒が学校生活の中で楽しみにしている行事の一つであります。しかしながら、その実施に当たっては、人が多く集まる観光地での活動、公共交通機関の利用、そして友達同士が飲食をともにするという、コロナ禍においては大きなリスクが生じます。これらのことから、市教育委員会としましては、旅行先が緊急事態宣言下、およびまん延防止重点措置下の場合は実施をしないこととしました、修学旅行及び6年生の移動教室の実施状況は、1学期に予定していた19校の内、実施できた学校は9校、2学期の9月に予定していた7校は、現在のところ1校を除いて、延期を決定しています。全校が実施できるよう学校と連携を図り対応を進めてまいります。
 次に、運動会、音楽会、文化祭等発表の場についてです。運動会を始め、多くの学校行事は、児童生徒のかかわる場面が多くあり、飛沫感染が懸念されるコロナ禍においては、リスクの高い教育活動であると認識しております。これらのことから、市教育委員会といたしましては、緊急事態宣言下は、例年のように児童・生徒が一緒になって行う運動会や歌唱指導の成果の発表場である音楽祭・文化祭は中止としています。学校では、感染を回避する方法として、例えば音楽会ではなく、体育の授業の成果を学年別に発表する、保護者の参観の規制も加えるなど、安全確保に向けて工夫改善を図った上で実施すり事にしています。
 次に、授業参観、学校公開についてです。緊急事態宣言下においても、保護者からすれば、自分の子供がどのような学校生活を送っているかは大変気になるところだと思います。しかしながら、例年のような授業参観や学校公開は、多くの保護者が学校に出入りし、コロナ禍においては大きなリスクとなります。本市の学校は、小規模校から大
規模校、町中の学校から山間部の学校と、様々であることから、市教育委員会として一律に判断するのではなく、校長の判断としています。
 次に保護者会等についてです。コロナ禍においても、学校から保護者に伝えるべき重要なことはたくさんあります。学校においては、短時間ながらも保護者会を実施し、コロナ禍おいても学校と家庭の連携を図っているところです。これらの実施方法においても、学校規模、保護者からの要望等を踏まえ、校長の判断としています。
 次に学校の休業の可能性についてであります。先にも答弁させていただいたとおり、8月下旬は、都内の感染者増加に伴い、市内の児童・生徒の感染者数も増加傾向にある中、2学期が始まりました。教育委員会といたしましては、学校における感染拡大を起こさせないためにも、児童・生徒の感染者が増加傾向に転じた場合、学校が学級閉鎖、臨時休業を躊躇せず実施できるよう8月27日に、その基準の案を示したところです。さらに、その後、国からの通知もあり、それを受けて改善を図り、8月30日に確定した基準を示しました。なお、その基準は5つの段階に分けて示しており、「学校に陽性者が数名いる」段階では通常授業を実施し、学校に来られない児童、生徒にオンラインによる授業等の配信をしてまいります。
 次に、「学校に陽性者および濃厚接触者が広がりつつある」段階では当該学級を学級閉鎖し、オンラインで授業を実施します。次に、「学年に陽性者および濃厚接触者が広がりつつある」段階では、当該学年を学年閉鎖しオンラインで授業を実施します。「学校全体に陽性者および濃厚接触者が広がりつつある」段階では、臨時休業を実施し、オンラインで授業を実施します。最後に、「教職員にも広がりが見られ出勤できない」段階では、出勤できる教員でオンライン等による対応を進めてまいります。
 次に、臨時休業になった場合の家庭学習の基本的な考え方についてです。学校が臨時休業になった時の一番の懸念は学習の遅れです。臨時休業等を実施せざるを得ない状況になったとしても、本市では、学校と家庭は連携を図り、学習を進めてまいります。本年の4月には一人一台の学習用端末が配布されました。1学期においても、新型コロナウイルスに感染した場合や濃厚接触者に特定された児童・生徒がいた場合、学校ではこの端末を利用して当該児童・生徒と連絡を取り合ったり、またオンラインで授業に参加したりする等の学校もありました。今後、同様な事態が発生したとしても、学校には、学習用端末を十分活用して「学びを止めない」という立場に立って児童・生徒の指導に当たるよう指導してまいります。



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