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梅の香る吉野梅郷再生のために!! Supporters' associatio

議会の活動報告Congress report

報告内容

市長答弁(1回目)
初めに、避難所・避難場所での密閉・密集・密接の3密防止対策についてであります。まず、避難所、避難場所の確保についてであります。新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた感染症対策では、災害が発生し避難所等を開設する場合には、多くの人が集まり、過密とならないような対応を図ることが重要であります。このようなことから、先ずは、より多くの指定避難場所、避難所を開設するとともに、親戚や友人宅への避難や自宅に被害が無く安全な場合には、自宅での在宅避難をお願いするなど、市民に対しての避難方法の理解、啓発が肝要であると考えます。民間施設の活用といたしましては、市内の宿泊施設等と災害時における協定を締結する中で、緊急的な避難場所の確保にも努めており、引き続き、災害時に活用可能な施設の把握と確保に努めてまいりたいと考えております。
次に、学校の教室の活用についてであります。学校施設を使用する際は、児童生徒に関する情報等のセキュリティの確保とともに教育活動を継続また、再開する上からも、施設の使用範囲を限定しておく事が必要であると考えます。教室の使用につきましては、特別教室など範囲を限定した活用について、避難所運用マニュアルを作成するに際し、使用の可否を含め学校と協議しており、施設の状況に応じて可能な範囲で対応してまいります。
次に、避難所・避難場所での3密対策についてであります。密閉を防ぐには、換気が最も重要であります。可能な限り窓を開け、また、風や雨が強い場合でも定期的に、短時間であっても窓を開けての換気が必要であると考えます。また、避難施設内が過密にならないよう、施設ごとに、受け入れ制限を設けるなどの対応も検討しております。避難者同士の距離の確保でありますが、「東京都新型インフルエンザ等対策行動計画」では、飛沫感染の距離は1メートルから2メートルとされております。国の示す避難所における新型コロナウイルス感染症への対応に関する資料においても、人と人の間隔は最低1メートル、出来るだけ2メートルを意識して過ごしていただくことが、望ましいとされております。避難施設を開設した際は、世帯を単位とし、出来る限り、この距離が保てるよう、施設内のレイアウト等を工夫するとともに、滞在される方にご理解、ご協力いただけるよう努めてまいります。
次に高齢者や持病を持つ方への感染症予防の対応についてであります。避難施設の状況に応じて、できる限り距離を保ち、なるべく他の避難者と動線が重複しないなど、配慮が必要と考えております。看護師や保健師の派遣についましては、昨年の台風19号では、避難者の多い避難場所に対し、保健師の資格を有する職員が巡回し、健康相談を実施しました。今後、新型コロナウイルス感染症の対策を含め、避難者数や避難が長時間に及ぶ場合など、状況に応じた派遣を検討してまいります。
次にダンボールベッドについてであります。ダンボールベッドは、避難スペースの区分や、仕切りを立てることによりプライバシーの確保といった効果も期待できるものと捉えております。現時点においては、中長期的な避難生活が必要となった場合など、発災後、必要に応じて国や都と連携し、速やかな調達に努めてまいりたいと考えております。また、必要時に、いち早く設置できることは重要でありますので、調達方法など先進自治体の取組についても、情報収集に努めてまいります。
次に避難所・避難場所へ入る際の健康チェックについてであります。避難施設での感染を防ぐため、避難者の健康状態を確認することが重要になります。避難者を受け入れる手段として、受付の際に、発熱や咳などの症状がないか、健康状態を確認してまいります。また、体温測定も行えるよう、各避難施設への非接触式体温計の配備について、計画しているところです。体温測定等の健康状態の確認を拒否される方には、感染防止対策にご理解いただけるよう、丁寧な説明に努めるとともに、別室などでの待機をお願いすることも方法の一つとして考えているところであります。
次に、避難所・避難場所における衛生管理についてであります。人が集まる避難施設では、感染症予防対策として、咳エチケット等の基本的対策の徹底が重要となります。避難される際は、できるだけマスクや消毒液、体温計など健康管理に必要なものを持参していただくことが望まれます。市のホームページや広報おうめ等により持参して頂くよう周知をしてまいります。マスク等の衛生資材を持参できなかった市民への対応や感染症対策の長期化も見据え、マスクや消毒液など、衛生管理に必要な物品の備蓄について拡充を図ってまいります。トイレの感染防止につきましては、まずは、トイレを含め、施設内のドアノブや手摺り等の共有部分の定期的な消毒や手洗いの励行など、基本的な対策を着実に実施して行くことが重要であると考えております。なお、避難場所ともなる市民センターのトイレにつきましては、現在、洋式化及び非接触型洗浄装置の整備を計画しております。引き続き、トイレの衛生環境の向上に努めてまいります。
次に、感染症対策のマニュアルについてであります。避難所における感染症への対応につきましては、現在進めております避難所運営マニュアルの中においても、一般的な対策について触れておりますが、今般の新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、一層の対策が必要であると認識しております。国や都からも、避難所における新型コロナウイルス感染症への対応について、施設内のレイアウトや受け入れ時の対応などの留意事項が示されております。市では、これらを参考に、避難所や避難場所における対応につきまして、これまでご答弁申し上げました対応策を含む感染症対応マニュアルの作成を進めており、引き続き感染症の防止対策に努めてまいります。



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島﨑 実後援会

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