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梅の香る吉野梅郷再生のために!! Supporters' associatio

議会の活動報告Congress report

報告内容

私の質問 (4回目) 
教育
市長答弁(4回目)
今後の戦没者追悼式についてであります。戦争の悲惨さや平和の尊さを後世に伝えて行くためには、未来に生きる子供たちが戦争体験者の想いを受け止め、戦没者を追悼することの意義を受け継いで行くことが重要であると考えております。そのためにも、遺族会の果たす役割は大きく、意義深いものであると認識しております。市といたしまいては、今後、手作りの紙芝居や記録映画の上映会の開催などの取組を参考として、若い世代を含め、一般の方が自ら進んで参列して頂けるよう、遺族会と、さらなる協議を重ね、戦没者追悼式の充実に努めてまいります。長に答弁頂きました。日本の平和主義の原点に立ち、教育現場で様々工夫されることを期待しております。さて、青梅市は青梅・羽村ピースメッセンジャー事業を始め、様々な平和事情を実施して来ました。また、市議会では昭和33年4月、市議会議員全員の提出により、世界連邦平和都市宣言決議が可決され、東日本では最初の宣言都市となりました。また、翌昭和34年10月には世界連邦建設同盟青梅支部が創立され、先般その運動の60周年行事として、梅の公園での植樹式が催されました。このような中、青梅市戦没者追悼式は青梅市の重要な平和事業の1つと位置付けられて来ました。一方、残念ながら、世界中各地で紛争は続いております。したがって、このような状況であればこそ、先人に思いをはせ、平和への思いを新たにする、青梅市戦没者追悼式及び市内各地区の戦没者慰霊祭の意味は、大きいと思います。その意味からも、遺族会との連携を更に深めるとともに、一般の方々の関心を高め、参加を募り、戦没者追悼式を継続・拡充して行くことが重要と考えますが、今後どのように推進して行くのかを、改めて市長に伺います。

2項目目として、「市職員提案制度」について伺います。
私の質問(1回目)
市職員提案制度につきましては
平成28年9月の予算決算員会委員会で質問をおこないました。その時は、平成26年度と比べ提案件数、褒賞提案ともに増加していることを捉え、理由・背景等を伺いましたが、この制度は、職員の意欲向上、行政の制度向上等々、様々な点で市政運営に効果をもたらすと思っております。このことから、今回改めて取り上げ質問いたします。
(1)まず、この制度はいつから、どういう背景のもとスタートしたのか伺います。
(2)次に、この制度の目指すところ、ねらいは何か?お示し下さい。
(3)実施時期としては、年度のいつごろ実施しているのか?あるいは年間を通して実施しているのかお答え下さい。
(4)提案については、どのような形で勧奨しているのか?新入職員、若手、中堅、幹部それぞれで異なると思いますが、お示し下さい。
(5)実績についてお聞きします。近時5年間の件数、提案件数と褒賞件数はどの程度あったのか?そのうち、実際に取り上げられ、市政に反映実行されたものを具体的に示されたい。

市長答弁(1回目)
次に、「市職員提案制度について」お答えします。
職員提案制度は、職員の創意工夫を奨励し、積極的な勤労意欲の高揚を図るとともに業務改善および能率向上に寄与することを目的として、昭和62年度から実施しております。制度の実施に当たっては、「青梅市職員の提案に関する規程」を制定し、これに基づき推進しております。提案内容といたしましては、市民サービスの向上、経費の節減などの観点から、具体的建設的かつ実現可能なものを対象としております。提案できる者は、管理職を除く全ての職員とし、単独または共同で行うことができます。募集方法は、市政全般を対象とする一般提案と、市が直面する課題やテーマなどに対応するための課題提案とに区分し、年間を通じて随時受け付けております。所属長が所属職員に対し提案の奨励に努めることになっており、本年度においては、このことを徹底するため、全ての部課長職が出席する幹部会議の席上で、私自ら職員提案の奨励を指示しております。特に新規採用職員に対しては、平成29年度から新人研修の機会を捉え、制度紹介を行うとともに、提案を奨励しています。過去の提案実績については、平成26年度から平成30年度までの5年間で、提案件数が98件、採用された提案である褒賞提案が28件でありました。若手職員の提案が比較的多くなっております。市政に反映した提案の1例としては、平成28年度の褒賞提案では、6階止まりのエレベータを利用した場合の7階食堂への案内を明示する提案があり、現在エレベータ内などに掲示しております。平成29年度では、課題提案として取り上げた奥多摩渓谷駅伝大会において、距離を短縮するなど、多くの方が参加できるように工夫を図るという提案があり、「支会・自治会の部」や「小学生の部」「中学生の部」」の新設に繋がるきっかけにもなっております。平成30年度では、SDGsについて学ぶ職員研修の関連提案があり、令和2年度に職員向けの研修を実施することといたしました。職員研修制度は、採否が明確であることから、職員にとって達成感を得やすく勤労意欲向上に繋がることや、所管部署とは違った側面から業務を改善できることなど、多くの利点があると捉えております。引き続き職員提案制度を活用した職員の能力向上に努め、市政発展に繋がるよう取り組んでまいります。

私の質問(2回目)
市職員提案制度の2回目の質問です。市長自ら職員提案の奨励を指示し、提案が市政にも反映されているとのことであります。 是非、多くの提案が出てきて欲しいと思うのですが、質問です。
(1)提案制度には、①一般提案の他、②課題提案も設定されています。過去の市長答弁では、「課題提案は社会経済情勢を踏まえ、市の直面する特定事項を課題とした」と答弁されておられますが、近時5年間どのような課題が設定されて来たのか?お伺いします。
(2)課題提案の項目決定にはどのような、(プロセス)過程を経て決定されるのか?また、市長からの直接的な指示によるものはあるのか?伺います。
(3)過去にもお聞きしましたが、改めて褒賞に値する提案として、取り上げる褒賞提案の審査決定の過程を示して頂きたい。また、決定に際し最も重視する点は何か?お示し下さい。
(4)採用提案の職員については、人事評価への反映という仕組みも検討して来たとの答弁を頂いていますが、具体的にどのように反映して来られたか示されたい。

市長答弁(2回目)
職員提案の実施に当たっては、市政全般について広く提案できる一般提案のほかに、テーマを付した課題提案に区分しております。課題提案のテーマにつきましては、社会経済状勢の変化を踏まえ、市が直面する課題や特定事項などについて年度ごとに設定しております。過去5年間に課題提案として設定した題目といたしましては、平成26年度は「子育て世代が(住みたい)(住み続けたい)と思えるまちづくり」、「自治会加入率の向上策」などの3項目、平成27年度は「2020年東京オリンピックを見据えた観光施策」など4項目、平成29年度は、「市民等対応における笑顔と親切心向上策」、「80回目の開催を記念して、奥多摩渓谷駅伝大会をみんなで盛り上げるための方策」 など5項目、平成30年度は「青梅の魅力を生かしたシティセールスの推進および各所管の連携による「OmeBlue」を取り込んだ事業展開」「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機とするレガシー創設に向けた取組」などの4項目でありました。そして本年度は、「吉川英治記念館の持続的な運用について」、「RPA、AI,IoTの具体的な導入について」などの6項目であります。 テーマの選定については、部課長7名で構成する提案推進委員会において議論、選定したものを、私が最終的に決定しております。なお、本年度のテーマのひとつである「RPA、AI、IoTの具体的な導入方法について」は、私の発意により設定したものであります。提案の審査手順については、まず年3回締め切り期日を設け、提案推進委員会で審査を行います。審査は、市民サービス、実現性、能率性、経済性、独創性、着想、努力などの観点から評価をします。この評価結果を踏まえて、私が総合的に判断し、最終的な採否を決定しております。提案採用者に対しては、幹部職員の前で褒賞式を行い、広くその功績を讃えております。平成27年度からは、職員提案制度の活性化策として人事評価制度における加点制度を設け、その実績を昇給や勤勉手当に反映しております。


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島﨑 実後援会

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