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梅の香る吉野梅郷再生のために!! Supporters' associatio

議会の活動報告Congress report

報告内容

市長答弁(2回目)
 まず、特殊詐欺撲滅に向けた市の取組および警察との連携についてであります。市では、防犯対策と消費者保護の二つの視点から、特殊詐欺被害防止の取組を進めております。一つ目の防犯対策では、青梅警察署、自治会連合会、青梅防犯協会等の代表などで構成する「青梅市安心・安全まちづくり協議会」を通じて、市内における特殊詐欺被害の現状、手口や対策について情報交換を行い、関係各所と連携を図りながら周知・啓発を行っております。また、青梅警察署と連携し、防災行政無線や行政メールを活用し、市民への注意喚起を実施しております。二つ目の消費者保護では、消費者相談の他、広報おうめや行政メールを活用して、詐欺防止に関する啓発を行っております。特に、広報おうめにおいては、毎月1回、消費者相談室のコラムとして詐欺手口の紹介や、普段から注意すべき対応策などを紹介しております。また、青梅警察署、社会福祉協議会、民生・児童委員合同協議会、地域包括支援センター等の代表などで構成する「高齢者の消費者被害等情報連絡会」を通じて、市内における詐欺被害の現状等について情報交換を行い、関係機関と連携を図りながら周知・啓発を行っております。さらに、自治会や高齢者クラブを対象とした出前講座や自治会を通じて詐欺防止のチラシを配布するなど、あらゆる機会を捉え、啓発・注意喚起を行っております。
 次に、平成30年度までの、電話の自動通話録音機の貸し出し状況であります。市では、平成27年度から、電話の通話を自動で録音できる自動通話録音機の貸し出し事業を開始しました。実績といたしましては、平成27年度に265件、平成28年度に64件、平成29年度に62件、平成30年度に54件、合計で445件の貸し出しを行って来ました。次に、防災無線での注意喚起についてであります。市内にオレオレ詐欺の電話等が集中的に発生した場合、青梅警察署や市の相談窓口に、多くの問い合わせが寄せられます。こうした状況を踏まえ、青梅警察署では、市民に対し、緊急的な注意喚起を行って欲しいとの要請を市に行い、市では防災無線による放送を行っております。平成30年度には、計21回の無線放送を行いました。
 次に、青梅警察書との連携についてであります。市と青梅警察署は、毎月、防犯連絡会を開催し、特殊詐欺事件の状況と警察署の対応状況、巧妙化する詐欺手口の事案等について、情報交換を行い、対応方法などについて相互で確認しております。また、啓発活動において、連携できることはないか、啓発効果を最大限に引き出す方法はないかなど、双方で意見を交わし、対策に向けた協議を行っております。さらに、全国地域安全運動の期間には、青梅警察署、青梅防犯協会と連携し、駅や大型店舗など、人の多く集まる場所において、特殊詐欺被害防止の啓発を行っております。今後も青梅警察署との連携を密にして、特殊詐欺被害防止に注力してまいります。

私の質問(3回目)
「特殊詐欺撲滅」に向けての3回目の質問となります。特殊詐欺」の撲滅に向けて、電話の自動録音装置(見張り隊)の効果は非常に大きいものがあり、この装置が作動する場合の特殊詐欺はほとんどないとのことであります。今般青梅警察署とお話をする中で、次のような話題が出ておりましたので、これを踏まえ質問します。
 (1)1つ目はこの自動録音装置についてであります。自動録音装置(見張り隊)を貸して欲しい、使いたいという要望が青梅警察署にも数多く寄せられているが、需要に供給が追い付かない状況で、予算の確保が可能であれば、自動録音装置の貸し出し数の増加と故障した際の修理対応はどうなのだろうか」とのことであります。私自身も、自動録音装置の貸し出しを増やして欲しいとの要望を複数聞いております。

質問です。
 ①平成30年度までに、475件の貸し出しを行っている訳ですが、さらなる増加貸出を検討できないか伺います。
 ②また、個人で自動録音装置を設置する際、さらなる普及促進の観点から、何らかの補助が検討できないか伺います。
 ③故障した際の修理にはどのように対応しているのか伺います。
 (2)2つ目は防災行政無線による広報活動についてであります。「現在行っている防災無線による広報活動の効果が絶大であるため、これまで以上に、アポ電多数入電時には防災無線による広報が出来ないものか」とのことであります。冒頭申し上げました通り、「本日、振り込め詐欺等の電話が多くかかって来ています。」との防災行政無線によるお知らせは、注意喚起に大いに役立っております。更なる発信強化について、答弁願います。
 (3)最近のテレビ報道で、埼玉県警の統計として、特殊詐欺の被害に逢った方の80%は留守番電話のセットをしていなかったという事実を知りました。自動録音装置の効果は絶大ですが、この装置以外にも、留守番電話で相手を確かめてから電話に出ることが大いに抑止に繋がる訳です。この点、市としてもPRすべきと考えますが、見解をお示し下さい。

市長答弁(3回目)
 まず、自動通話録音機の貸し出しの拡充についてであります。自動通話録音機を設置された方からは、「変な電話は来なくなった」「安心できた」などの意見が寄せられており、大きな効果が認められたものと評価しております。令和元年度当初予算におきまして、50台分の予算をお認め頂いたところでありますが、今後、設置要望が増加する可能性もありますので、必要に応じて補正予算等の対応を検討してまいりたいと考えております。
 次に、個人で設置する自動通話録音機の購入費補助についてであります。現時点では、都の補助制度を活用しており、個人で設置した自動通話録音機に対する購入は、補助の対象とならない事から、市では実施しておりません。なお、自動通話録音機と同様の機能を備えた電話機が販売されていることから、自動通話録音機に関するお問い合わせの際には、こうした電話機についてもご案内しております。また、貸し出し中の自動通話録音機が、故障した際の対応につきましては、メーカーを紹介して利用者自身で対応して頂いております。
 次に、防災行政無線の発信強化についてであります。防災行政無線を活用した注意喚起は、特殊詐欺被害防止に大きな効果があると認識しております。今後も、青梅警察署からの要請を踏まえ、市民の皆様の生命、財産を守るために、緊急的な注意喚起が必要と認められる場合は、適切に対応してまいります。
 次に、留守番電話機能活用のPRについてであります。オレオレ詐欺等による被害防止には、普段から、電話を留守番機能にしておき、相手が誰なのかを確認してから、電話に出ることが効果的です。自動通話録音機が無くても、留守番電話機能を活用すれば詐欺被害の防止に繋がることについて、引き続き、周知してまいります。



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島﨑 実後援会

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