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梅の香る吉野梅郷再生のために!! Supporters' associatio

議会の活動報告Congress report

報告内容

(私の質問)、(3回目)
3、「3回目の質問となります。」
 ご答弁頂いた中で、@通学路の防犯カメラと、A「青梅こども110番の家」について再度伺います。
(1) 通学路の防犯カメラは小学校全校に整備されました。但し、各校5台とのことです。都の補助金との絡みもあるとのことですが、昨今の状況を考えた時、5台ではいかにも少ないと思います。青梅市は人口に比し、広大な面積を有します。必然的に児童・生徒の通学距離は長くなります。また、自然環境の良い分、人目のない場所も多々あります。台数が増えれば維持コストも増大しますが、防犯カメラの増設は必須の課題ではないかと考えます。
そこで、
@今後の設置計画について、お聞かせ下さい。
A市独自での増設の検討と都への増設の要望を行うべきと考えますが、見解をお示し下さい。
Bまた、一律の増設が困難であるならば、不審者事例の多い地区から増設する等の対応を検討すべきと考えますが、見解をお示し下さい。
(2) 町を歩くと「青梅こども110番の家」の表示旗が商店・事業所の前に掛かっているのをよく目にします。万が一、こどもが駆け込む時、中に人がいなければ助けられません。当初、商店・事業所等に依頼した理由も理解するところです。但し、商店・事業所は減少しつつあり、また、高齢等で辞退する方もおられるとのことです。私は「青梅こども110番の家」の表示旗は、よく目立ち、児童・生徒の安全確保と不審者への抑止力に大きく貢献していると考えます。したがって、今以上に協力者を増やし拡大して行くべきと考えます。そこで質問です。
@今後、協力者を増やし拡大していく計画について、お示し下さい。また、それに向けての問題点等があればお示し下さい。
A商店・事業所等に加え、こどもを学校に送っている家庭に今以上に協力を求めて行くべきと考えます。核家族化が進み、夫婦共働きの家庭が増える中、なかなか、難しい部分もあろうかとも考えますが、保護者家庭へ十分な説明を行い協力者を増やしていくべきと考えますが、見解をお示しください。

(教育長答弁)、(3回目)
通学路防犯カメラについて、お答えします。初めに、今後の設置計画についてでありますが、今年度で東小中学校を除く全小学校の通学路に防犯カメラが設置されます。防犯カメラの設置については、東京都の「通学路防犯設備整備事業」の補助金を活用し実施しておりますが、本事業は、平成30年度が最終年であることから、現在のところ、新たな設備計画は未定であります。次に、市独自の防犯カメラ増設の検討と、東京都への増設要望についてであります。教育委員会独自での通学路防犯カメラの設置については困難でありますが、防犯カメラの維持管理経費に対する補助や、防犯カメラの増設および中学校通学路への設置に対する補助など、新たな補助事業の開始や事業の拡充を図るよう、東京都市教育委員会を通じて、東京都へ要望してまいります。また、不審者情報の多い地区への、防犯カメラの増設については、通学路の防犯・安全対策のみならず、市民の安心・安全を守る総合的な観点からも、市の独自事業として、その必要性について市長と協議してまいります。次に、「青梅子ども110番の家」の登録者の、増加対策についてであります。登録者の増加を図る上では、地域全体で子供たちを見守り、安心・安全を確保するという主旨を、ご理解いただくとともに、その存在がいかに子どもたちの安心・安全に役立っているかを、市民の皆様に認知して頂くことが必要であると考えます。今後とも、「子ども110番の家」の認知度上げるため、広報おうめや教育委員会のホームページ等を活用し、さらなる周知・宣伝に努めてまいります。また、子供たちに直接関わりを持つ、学校関係者や地元自治会等の関係者にも、協力者を募っていく予定であります。なお、問題点といたしましては、少子高齢化による人口減少に伴いまして、協力可能な世帯の減少や協力店舗の閉店などによる登録件数が減少傾向にあることです。このような厳しい社会情勢の中で、登録者の拡大を図るためには、まずは、大切なお子さんを日々学校に送り出している保護者の皆様に対して積極的な協力を働きかけ、登録者を募っていくことが大切であると考えております。さらに、新たな試みとして、新小学校1年生の保護者の方々を対象に「子ども110番の家」の制度を周知し、ご理解いただき、協力を訴えて行くことを推進してまいります。

(私の質問)、(4回目
 4、「4回目の質問です。」
本件の質問を行うについて、準備をしている時に、新潟での痛ましい事件が発生しました。極めて残念至極であります。このような事件が二度と起こらないことを願うばかりでありますが、行政、学校、地域が一体となって、児童・生徒の通学における安全の確保に注力する必要性を痛感しております。既に、青梅市は様々な施策を講じておりますが、未来あるこども達が安心して登下校できる環境を作って行く責務が行政にはあると思います。通学路を再点検して、危険と思われる場所には防犯カメラの設置あるいは注意喚起の表示を行う、学校での児童・生徒への注意事項の更なる徹底を行い、かつ児童・生徒には反復を徹底させる。地域での見守り活動をさらに強化する等、採りうる手段を総動員し、かつ継続して、悲惨な事件を起こさない努力が求められると考えますが、その決意を伺って質問とします。

(教育長答弁)、(4回目)
近年、登下校の児童・生徒が「殺害される、交通事故にあって命を落とす」といった事件事故が後を絶たないという、憂うるべき事態が発生しており、心を痛めております。教育委員会といたしましては、市内の小・中学校に通学する、全ての児童・生徒が、常日頃から、安全で安心な環境の中で、登下校を行えることが、なによりも重要な事と認識しております。これまでも、子供たちの安全・安心を確保するため、ランドセルカバー、防犯ブザーの配布、通学路防犯カメラの設置、青梅子ども110番の家の登録、児童下校時の安全放送、青色防犯パトロールの実施、スクールガードリーダーの配置、通学路の交通安全総点検など、考えられる様々な施策を実施してきました。子どもたちの安全・安心の確保のためには、学校と保護者・地域といった、学校を取り巻く全ての人々が連携し、協力し合うことが大切であると考えます。今後とも、教育委員会が中心となって、安全教育の徹底など、児童・生徒の安全・安心の確保に対する施策をさらに強化し、実施してまいります。


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