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梅の香る吉野梅郷再生のために!! Supporters' associatio

議会の活動報告Congress report

報告内容

(私の質問)(3回目)
この項目、3回目の質問となります。
3、地元の声を聞きますと、各クラブでは「補助金申請」が終わるまでは、役員の方  に、かなりのプレッシャーが係っているとのことです。ボランティア活動であるに、かえって、間違いが有ってはならないとの責任感が、役員の方々に強く生ている結果と考えます。市としても、このような事情を背景に、改善の手立てを講じているようではありますが、十分に浸透していない印象を受けます。一例とし今年度から実施した申請書の「事前提出」については、市の配慮とは逆にかえって手間が増える結果を招いたようであります。つまり、必要があれば事前提出も可能とした制度が、事前提出をせねばならないものと受け取られたクラブもあり、申請書類提出までに市に足を運ぶ回数が増えたとの不満が一部クラブで出たと聞いております。

3回目の質問です。
(1) 市・行政の意図が十分伝わっていなかった事実としてまずこの点の説明を求めます。
(2)補助金申請書「事前提出」は申請書類に不慣れなクラブへの配慮から、考えた制度と理解いたしますが、申請書類作成に関し、より懇切な説明を継続する必要があるのではないか?と考えますが、ご回答ください。
(3)書類作成に対する負担感をどう和らげるのかが大きなポイントと考えます。
①この点で他の自治体の実情を調べて、参考になる事例等があれば取り入れたらどうか?と思いますが、見解をお示し下さい。②各クラブの実態は様々であると思います。市高連等を通じて実体を把握し、サポートを要するクラブには、行政としての何らかの対応をするべきではないか?また、モデル的な会計簿を作るなども、事務負担の軽減につながると考えますが、ご答弁下さい。

(市長答弁)、(3回目)
補助金の実績報告審査に関する、関係書類の事前提出の件であります。これまで、高齢者クラブ補助金の実績報告書提出手続きについては、4月上旬、クラブごとに日程を割り振り、当日の受付順で書類内容を審査しておりました。しかしながら、順番で対応させて頂いておりますが、ほぼ同時に来庁された場合において、状況によっては1時間以上お待ちいただく場合もあり、この件に関する苦情もお受けしていたところであります。そこで今年度は、待ち時間の短縮を図るため、別日程を設け、事前に書類を提出していただければ、実際の内容審査日にお待たせすることなく手続きが行えるよう、事務手続きの一部を変更いたしました。なお、事前提出につきましては、書類の準備期間の関係で提出が困難なクラブもあることから、義務ではなく、希望するクラブとしたところであります。結果として、ほとんどのクラブから、事前に提出頂きましたが、従来、審査日に書類の修正があれば、再提出を含め2度の来庁で済んでいたものが、事前提出と審査日に来庁し、さらに再提出となった場合には、3回来庁していただくこととなったクラブもありました。待ち時間は短縮できたと捉えておりますが、クラブ側としては、来庁する回数が増えてしまったケースも発生してしまいました。市の担当としては、事前提出は会計担当者のみが持参するものと想定していましたが、実際は会長等を含め、複数の役員で来庁されるクラブが多く、この点に関しても負担が増したという認識に繋がってしまったものと捉えております。こうした点については、高齢者クラブ連合会と協議し、改善してまいります。次に、申請書類作成における説明の継続についてであります。先ほど申し上げましたとおり、従来から、会計書類を始めとした各種書類作成については、手引書を作成、配布するとともに、毎年説明会を開催しております。また、作成方法などについても、いつでも相談に応じている旨をお伝えしているところであり、電話での相談も年間を通してお受けしているところです。高齢者クラブ役員の負担軽減のため、今後も、こうした対応について継続してまいります。現時点では、補助金対象クラブとして備えるべき帳票の種類等について都で規定されておりますが、実際に記載頂く様式について、より作成しやすいものなどないか、他市等の状況なども調査してまいります。次に高齢者クラブ連合会を通じて実体を把握した上での支援についてであります。高齢者クラブの運営は自主・自立が原則となっております。書類作成の代行などは困難でありますが、書類の作成にかかる支援は、運営の自立とは別の観点であると認識しております。高齢者クラブへの補助は、老人福祉法における、老人福祉の増進のための事業として実施しております。ご指摘のモデル会計簿の作成などを含め、事務の負担軽減に向け、青梅市高齢者連合会と連携し、市として実施可能な対応策等について検討してます

(私の質問)、(4回目)
4、4回目の質問となります。
(1)高齢者クラブの活動は、超高齢化社会における高齢者の生きがいづくりや健康寿命の延伸・介護予防にも寄与する大変重要な活動との答弁を頂きました。そのように重要な高齢者クラブが、事務の複雑さやそれに伴う役員のご負担等で会員が減少し、活動が停滞するに至っては、老人福祉法の求める方向と逆行するものと言わざるを得ません。市としては、今までにも、東京都に対し申請書の簡略化等を要望して来ておりますが、このような課題に直面しているのは、本市だけではないと思います。近隣の自治体とも連携し、都に実情を訴え、改善方要望を強く行って頂きたいと思いますが、ご答弁ください。
(2)浜中市長の目指す「高齢者がかがやく青梅」実現のためにも、高齢者クラブの存在は極めて大きいと思っております。高齢者クラブの会員数が回復し、活動が活発になることは、市長の目指す施策の実現に大きく寄与するものと考えます。このような観点からも、今後どのように高齢者クラブを支援して行くのか?を伺って、この項目の質問とします。

(市長答弁)、(4回目)
補助金申請の簡略化・簡素化につきましては、これまでご答弁申し上げましたとおり、26市全体で東京都市長会を通じた要望を継続するとともに、他市の状況を踏まえ検討してまいります。次に、高齢者クラブへの支援についてであります。これからの市政運営は、市民の3割を占める高齢者を始めとして、多くの市民による協力による総合力が決め手になるものと考えております。そのためには、これまで社会で活躍された高齢者の皆様が、いままで以上に様々な場面に於いて活躍して頂くことはもとより、いつまでも元気で輝いている町となるよう、全力を挙げて施策を推進する考えであります。高齢者クラブの存在は、超高齢社会における高齢者の社会参加の推進と、生きがい作りの源となり、健康寿命の延伸や介護予防等にも寄与する大変重要なものであると認識しております。また、多くの高齢者が元気に暮らしていることが、医療や介護にかかる費用の抑制につながるばかりでなく、様々な交流の推進、地域におけるつながりの強化や見守りにも貢献するものと、期待するものであります。今後も、高齢者クラブの課題を少しでも解決し、さらなる活性化を図るため、青梅市高齢者クラブ連合会と連携しながら支援を継続し、「元気高齢者の輝く街、青梅」の実現を目指してまいります。


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島﨑 実後援会

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