◆いくつかの施策について答弁頂きましたが、是非あらゆる施策を総動員して団員不足解消に向けて努力して頂きたいと思います。
◆(質問・3回目)
(1) 消防団とそれを支える地域との関係についてお伺いします。人口減少、自治会加入率の低下等消防団をめぐる環境が悪化する中で、消防団の活動・力を維持して行くためには、従来以上に地域の諸団体との関係を強化する必要があると考えます。とりわけ地域活動の中核となる自治会との連携強化が重要と考えます。団員募集に関し、自治会に情報提供を求めることや、災害時の迅速な対応を図るためにも、自治会との協力、とりわけ情報の共有化が必要と考えますが、市としての見解をお示しください。 次に、将来の団員となるべき子ども達に消防団の魅力を発信していく事も重要と考えます。地域の防災訓練等に際し、子ども達に様々な体験をさせる事や、消防車に触れる機会を増やすなど、消防団と子ども達との距離を近づける地道な活動を支援して行く事も本市に課せられた重要な課題と考えますが、お答え頂きたいと思います。
(2) 最後に、人口減少に向けた消防団組織のあり方について伺います。人口減少、また団員不足に歯止めがかからないとすれば、組織の再編あるいは合理化の議論が出てくるのではないかと思います。但し、私は単に分団あるいは部を統合するだけではかえって消防団の活力を削ぐことになるのではないかと危惧します。また財政面から、装備の合理化等の面で組織再編議論も出てこようかとも思います。いずれにせよ、地域の安全・安心のため消防団のあり方については、きっちり議論する必要があると思いますが、人口減少に向けた消防団のあり方について市長の見解をお伺いします。
市長答弁(3回目)・消防団
消防団と地域との情報共有についてであります。
消防団の活動を維持するためには、地域活動の中核となる自治会との連携強化が、重要であると認識しております。特に、地域との情報共有を図ることは、災害時においては非常に有効であると考えております。また、団員の確保策の観点からも、自治会の情報が重要であることは認識しておりますが、個人情報の観点から全ての情報を共有することは、難しいと考えております。
次に、子供たちに対する取り組みについてであります。現在、青梅市消防団では、次世代を担う子供たちを対象に、消防団の存在や活動内容などをPRするとともに、防災意識の向上を図ることを目的に、各小中学校で実施している「はたらく消防の写生会」や防災授業、避難訓練等に、消防団員を派遣しております。これらの取り組みは、将来の消防団員確保を考える中で、極めて重要であると認識しておりますので、市としましても、できる限り支援してまいります。
次に、人口減少に向けた消防団組織のあり方についてであります。団員が減少する中、部によっては、管轄区域の人口減少から、団員の確保が年々困難となり、消防団活動に支障をきたす恐れが懸念されるところもあります。隣接消防団においても、団員減少に伴い組織再編を行ったところもあります。しかしながら,定員数の減員は、総務省消防庁からの通知でも、極力慎重に行うこととされております。 青梅市においても、今後、市西部、北部地区の団員適齢人口の減少などの現状から、部の統廃合も含めた組織再編を検討する必要はあると認識しておりますが、まずは、青梅市の実情に応じた消防力について、団本部と協議する必要があると考えております。
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